乳がん術後の肩こり、腰痛、むくみ
などでお悩みではありませんか?
などでお悩みではありませんか?
あなたも術後のトラブル(肩こり、腰痛、手のむくみ、頭痛、股関節の痛みなど)でお悩みではありませんか?
こちらのページでは、「乳がん術後ケア」について、施術方法や特徴、期待されるメリットを分かりやすくまとめてあります。
今後起こる可能性がある症状もご紹介していますので、乳がんの手術をされた方は、ぜひ目を通してみてください。
乳がん術後ケアを受ける方によくあるお悩み
-
乳がん手術の
影響で首肩が
つっぱりやすい -
乳がん術後
から手が
むくんでいる -
乳がん手術後は
どのような
症状が出やすい
のかを知りたい -
乳がん術後ケア
を知りたい
乳がん術後ケアについて
手術や放射線治療のダメージによって、筋肉は硬い組織へと変換されてしまいます。
乳がん手術後に胸部が強く拘縮することで、身体にはさまざまな不調を引き起こしやすくなっています。
こちらでは、乳がん術後に起こりやすい症状と、術後の症状改善を目指した施術「乳がん術後ケア」について、詳しくご紹介していきます。
【乳がんの術後に起こりやすい症状】
乳がんの術後には多くの症状が起こる可能性が考えられます。
・首、肩こり
胸部の拘縮によって姿勢が崩れると、首や肩の筋肉が強く張ってきます。
筋緊張で血管や神経が圧迫されることにより、首や肩にこり感を生じやすくなってしまいます。
・肩や腕の可動域制限
胸から腕へと付着している筋肉が硬くなるため、四十肩・五十肩のように肩の動きに制限が出る場合があります。
・腰痛
姿勢の崩れによって腰部の緊張が強まり、腰痛を引き起こすことがあります。
・股関節の痛み
ホルモン療法によって子宮が収縮すると、子宮周辺の股関節や仙腸関節部分に痛みを生じる場合があります。
寝ている間に身体が固まるため、朝方に股関節の不調が生じやすいです。
・手足のしびれ
胸の拘縮によって首から腕へと走る腕神経叢(わんしんけいそう)が圧迫され、手のしびれを生じる場合があります。
また、股関節まわりの緊張により坐骨神経が圧迫され、お尻から足にかけてのしびれを生じることもあります。
・手のむくみ(リンパ浮腫)
リンパ節の切除によって胸から腕にかけての循環が大きく低下するため、手がむくみやすくなります。
・頭痛、耳鳴り
首の緊張によって神経や血管が圧迫され、頭痛、耳鳴りを生じることがあります。
・不眠、うつ
乳がんへの不安、心配によって、気持ちが落ち込みやすくなります。
不眠やうつ状態を引き起こす場合もあります。
【乳がん術後ケアとは】
乳がん術後ケアとは、乳がん手術後の身体のゆがみを、整体(筋膜リリース、頭蓋骨療法)によって整えていく施術方法です。
患部の緩みが出た時点で、関節を少しずつ動かしながら可動域を広げていきます。
・筋膜リリースの考え方
筋膜とは、筋肉を覆っている膜のことです。
筋膜によって、全身の筋肉が密接に繋がっています。
症状が出ている箇所だけではなく、繋がりのある筋膜を緩めることで、身体全体のバランスを整えていきます。
・頭蓋仙骨療法の考え方
頭蓋骨の縫合を緩めることで、頭蓋内から脊柱管内を満たす「脳脊髄液」の流れを促していきます。
脳(神経)の緊張状態の緩和、頭部から背部の緊張の緩和、自律神経のバランスの改善などが期待されます。
より詳しいことを確認したい方は「筋膜リリース」・「整顔(頭蓋仙骨療法)」のページを別途ご参照ください。
乳がん術後ケアで改善が期待される症状・メリット
乳がん術後ケアは、整体によって全身のバランスを整えていきます。
それでは、乳がん術後ケアを受けることによって、具体的にどのようなメリットを期待できるのでしょうか?
患部の拘縮や術後の療法(ホルモン療法)などから起こる不調の改善を期待できます。
【乳がん術後ケアによって期待される効果】
・胸部の拘縮の緩和
筋膜リリースによって、胸部に生じた拘縮の緩和を期待できます。
・身体のバランスの改善
胸部の拘縮が緩められ、繋がりのある筋膜の癒着もはがされるため、身体全体のバランスが整っていきます。
・自律神経の調整
筋膜リリースによって身体の緊張が緩和されます。
また、頭蓋仙骨療法によって脳脊髄液の循環が促進されるため、自律神経の乱れも整ってきます。
これらの効果によって、次のような症状の改善を期待できます。
・身体の痛み、こり感の解消
患部の拘縮や身体のバランスの崩れから生じる、首・肩こり、腰痛、股関節痛といった症状の改善を期待できます。
・手足のしびれの改善
術後ケアによって胸部、股関節周辺の筋緊張が緩和されます。
緊張による神経圧迫が取れてくるため、手や足のしびれの改善を期待できます。
・可動域制限の解消
胸部の硬さが緩和するため、肩の可動域も回復してきます。
・手のむくみの軽減
胸部の拘縮が緩和されると、腕への循環も回復してきます。
血液やリンパ液を流すポンプ作用が活性化され、手のむくみの軽減を期待できます。
・頭痛、耳鳴りの改善
首肩の緊張やストレスなどから生じる、頭痛、耳鳴りの改善を期待できます。
筋膜リリースでは頸部の筋緊張が取れるだけではなく、頭蓋仙骨療法によって、頭部の緊張や交感神経の過緊張の緩和も期待できるためです。
・不安や心配の解消
頭蓋仙骨療法によって、交感神経と副交感神経のバランスが整ってきます。
自律神経の乱れが解消されることで、精神的にも安定しやすくなります。
スマイル整体院の【乳がん術後ケア】
「手術をした途端、具合が悪くなった」という声をよく聞きます。
乳がんはサイレントキラーといわれるように、それまでは無症状だったのに手術後はあちこちに痛みが出たという方が多いようです。
それは、手術の範囲が身体の表面にあり前胸部の広範囲におよぶため、全身の姿勢に影響してゆがみが起こり、さまざまな症状が出ると考えられるからです。
加えて、その後の療法によってもさらにさまざまな症状が現れます。
多くみられる自覚症状として、肩がこる、腕が上がらない、腰痛、頭痛、めまい、顎痛、患部のつっぱり、手術した側の腕のむくみ、ひじ痛、拇指腱鞘炎、ばね指、顔のゆがみ、などです。
これらは全て、患部の硬縮を「緩める」ことから始めなければなりません。
例えば、腕が上がらないという症状は整形外科では、五十肩として肩の施術のみ行われますが、その原因となる患部の硬縮を緩めなければ、改善は望めません。
スマイル整体院では経験豊かな女性スタッフによる施術なので安心して施術を受けることが出来ます。
術式・放射線・リンパ郭清・ホルモン療法・抗がん剤、これらの有無・種類によっても施術方法が違いますので、初回来院時に丁寧なカウンセリングを行い、それぞれの症状の改善を目指します。
病院からのご紹介・医師からのご紹介の場合は施術結果についてご報告させていただきます。
各患者様には担当の先生に乳がん術後ケアを受けていることと結果についてご報告ください。
乳がん術後によくあるお悩み
1.肩や腕が上がりにくい・動かせる範囲が狭くなった
胸部の硬縮に向かって肩甲骨周りの筋肉が引かれ、肩甲骨の動き・肩関節の動きが悪くなります。
これにより五十肩に似た症状として髪の毛が束ねられない、腕が後ろに回らないなどの症状があらわれます。
また、胸の筋肉は腕の骨にも付着しているので、腕も動かしづらくなります。
2.肩・首がこる
肩・腕の筋肉が張った状態になると血管や神経を圧迫し「痛み・コリ」として感じます。
首・肩・腕の筋肉はつながっているので、同時に首も辛くなります。
3.手や足がしびれる
・手のしびれ
肩関節の胸側には首から手指へつながる神経の束(神経束)があり、胸筋の硬縮のため圧迫され、しびれとして感じられることがあります。
手を動かすだけでも痛みを感じることもあります。
・足のしびれ
身体がゆがむことで腰から臀部の筋肉が張り、坐骨神経を圧迫することでしびれがおこることもあります。
4.朝起きると股関節などの節々が痛い
ホルモン療法により子宮が収縮すると、子宮周辺の股関節・仙骨下部に痛みの出る方がいます。
夜寝ているときは動きが少ないので、朝起きて動き出したときに痛みを感じます。
5.頭が痛い・耳鳴りがする
首の周りの筋肉も硬くなった胸部に向かってひかれます。そのため頭が傾いたり、顔がゆがんだりします。
首周りの筋バランスを整えることにより頭痛をやわらげます。
6.腰が痛い
身体のゆがみに関連して腰の筋肉が張り、手術部位によっては同じ側の腰であったり、反対側の腰に痛みがでます。
患部を緩め全身でゆがみを矯正する必要があります。
7.不安・心配・不眠
病気への不安・身体の痛みが長引くと神経的に落ち込んだ状態になることが考えられます。
不眠・不安・心配・やる気がおこらない等、うつ傾向になることもあります。
筋肉を緩めてリラックスさせると、抗うつ効果があるといわれている神経伝達物質(セロトニン)が出ます。
セロトニンは神経を安定させる作用があり、安らぎを与えるホルモンといわれています。
8.むくみが出た
リンパ浮腫と思われます。特にリンパ切除された方は注意が必要です。
手術をされた病院でリンパドレナージュの指導をしていただけます。
9.乳房再建手術前後の痛み・腕が動かしづらい
・手術前
エキスパンダ挿入時から1カ月間、肩腕を動かすことを制限されるため、胸筋が硬縮し、再建手術前でも痛みや手が上げられないことがあります。乳がんの手術後6カ月を経過していないので、直接患部に触れることはできません。
協調筋・連動筋など他の部位から手術痕に触れることなく施術します。
・手術後
再建手術後6カ月経過してからの施術となります。
再建した部分の下の胸筋も硬縮することがあり、これによってシリコンが上部・内側に移動しやすくなります。
シリコン下の胸筋を緩めると程良い位置に落ち着きやすくなります。
【再建手術前の方でもご相談ください】
再建手術をされる方の場合、患部に直接触れる施術は再建手術から6ヶ月経過してからとなります。
ただし、その間でも筋肉の硬縮によって痛みや可動域が制限されてくるので、スマイル整体院では協調筋・拮抗筋といった筋肉の連なりをベースにした整体方法によって痛みを改善していきます。
再建前の方でも施術可能なので、ご相談ください。
著者 Writer
- 院長:白藤 喜世(しらふじ きよ)
- 日本大学心理学科卒業/東京療術学院卒業/キネシオテーピングトレーナー
日本ウォーキング協会指導員
2004年スマイル整体院開院。乳がん術後ケアーを中心に施術。
乳がん学会では「術後ケアー整体からのアプローチ」について講演。
関連コラム Column
症状からメニューを選ぶ Select Menu
-
もっと見る
当院おすすめメニュー Recommend Menu
当院のご紹介 About us
【公式】スマイル整体院 公式LINEアカウント スマイル整体院ではLINEを運用中!
【公式】スマイル整体院 公式LINEアカウント スマイル整体院ではLINEを運用中!
【公式】スマイル整体院
公式LINEフォローお願いします!
- LINE[公式]で施術のご案内配信中